電話、メール、SNSと最近の連絡手段は多種多様です。
しかし、それらをうまく使い分けないととんでもない事になってしまうようです。
本日の相談は、趣味のサークル内のちょっとしたボタンの掛け違いで起こった人間関係のお話しでした。
趣味を生きがいにしている相談者は、長年に渡り一生懸命サークルに打ち込んでいました。その趣味を生かした副業も考えていて日々充実していたようです。
しかし、昨今のSNSにおいて自分にいわれのない過去が話題となっており、間違った情報がさらされている事に気が付きました。
サークル内の人には懸命に内容を否定し、分かってもらえたかと思っていたようですが、サークル以外の人にまで誹謗中傷が回ってしまい、サークルとは関係ない所で情報だけが独り歩きし、周りからの非難の目が突き刺さるように感じるため、「どのようにしたらこの情報が間違っているという事をみんなにわかってもらえるのか?」とお悩みでした。
さて、SNSなどで回ってしまった情報は消したくても抹消するのはとても大変な事です。余程悪質だったり、人命にかかわるような書き込みでない限り警察も動かないでしょう。
そのような事を踏まえた上で鑑定を行いました。
そして「自分にやましい所がないのなら堂々としていなさい」とアドバイス。
確かに人間は弱い生き物です。
他人が自分の事をどのように見ているかがとても気になります。
相談者にSNSを辞めてしまうと何か困る事がありますか?と伺いますと、特に困らないという事でしたので是非SNSを辞めるように勧めました。
以前「2ちゃんねる」という掲示板のサイトがありましたが、以前鑑定した相談者の中にその掲示板を食い入るように見ていて毎日毎日自分の事が載っていないか?関わっている人が載っていないか?掲載している人は誰なのか?などと気に病んでいた人がいました。
少しでも自分に関わりのある事が書かれていると私の元にどうしたらいいかと相談に来て「書いた人は誰か?この人はどのくらい自分の事を知っているのか?現状を把握しているのか?」などと、気にする人はそのサイトをずっと検索し、そのサイトに書かれた一言一句に一喜一憂し、いつも気にして生きるようになってしまいます。そして生活自体もその掲示板に左右されてしまうようになるのです。周りの人の目が気になり、あたかも自分が監視されているかのような錯覚にさえ陥ってしまうのです。
やはりその時の相談者にも上記と同じアドバイスをした記憶があります。
彼らに言ったのは「見なければ知らないのと同じ」という事です。そのサイトを見なければいいのです。相談者にはご自分のアカウントを削除していただき、
「見ないという強い心」
を持って下さい、とお話ししました。
よくも悪くも情報サイトは「弱い心を狙って」来ます。下手をすると心を病んでしまうのです。それは自分が正しいとか間違っているとかは関係なく・・・です。
しかし自分が正しければ何も恐れる事はないのです。自分を守るためにもサイトは閉じてしまい、見ないようにする事が大切です。
大抵の悪口や誹謗中傷は数ヶ月するうちに反応が無くなり、関心が薄れていきます。
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