ご相談者様はすでに長年お苦しみだったようで、来室と同時に長いお話しを始めました。
事故をした時から自分の身体が自分では無い感覚になり、どこの病院、どこの整体へ行ってもどこも悪くないという診断を受け、治療らしい治療は受けられず現在に至るそうです。
しかしその間にも体調はどんどん悪化し霊障だと気付くまでにはかなりの年数を費やしてしまったようです。
このご相談に関しては霊障が消える、もしくは改善するまでには数ヶ月を有するだろうという事が懸念されました。
霊視の後、ご相談者さまにはこの霊障を取るのには数ヶ月掛かりそうだという事、その間、投げ出さずに一緒に取り組む事が出来るか?と言う事をご質問させていただきました。
しかし「すぐ取って下さい!もう耐えられません!」と、すでにこちらに丸投げしようとしている気持ちが伺えます。
「霊障はあなたにも原因があるのです。霊感体質という体質を霊に対して防御できるように訓練しなければならず、その訓練が非常に難しく、私が結界を張ってもあなたという内側からもしっかりと支えてもらわなければならないため、その訓練が必要となります。それを理解し、身体が辛い中、行わなければならないのですが、出来ますか?」
と、お話しさせていただきました。
確かに霊障をすぐに取り払って欲しいというお気持ちは痛い程わかります。しかし、本来、霊感体質の人には霊が憑くという宿命があります。
その宿命、運命に負ける事なく立ち向かう気持ちが無ければ、本当の意味で「霊障から抜け出せた」事にはならないのです。
霊感体質から抜け出すには、守護神や水晶のお力をお借りして挑みます。
その感覚を研ぎ澄まし、イメージ出来るようになってこそ、本当の意味で霊障からの脱却となるでしょう。
コメント